「ネット時代における放送とメディアリテラシー」

2013年11月11日

写真1

日本民間放送連盟で行われたシンポジウム

「ネット時代における放送とメディアリテラシー」

に行ってきました。
パネリストは
杉本誠司さん(株式会社ニワンゴ代表取締役社長)
津田大介さん(ジャーナリスト)
見城武秀さん(成蹊大学文学部教授)
福原伸治さん(フジテレビ情報制作局情報制作センター室長)

コーディネーターは
水島 久光さん(東海大学文学部教授)

なんとなく知った方々ばかり(笑)

メディアリテラシー、情報リテラシー、ITリテラシー・・最近よく耳にする言葉ですが、いまいちその定義が曖昧です。リテラシーとは

与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。(大辞林)

写真2ようは、テレビやラジオ、新聞、インターネットなど様々な情報源から情報を引き出し、取捨選択し、応用するということでしょうか。大学院時代にもメディア論の書籍や論文を読んだのですが、メディアの現場経験者である私にはどこか違和感があり、恩師と口論になったこともあります。論文を否定するわけではなく、論文は後追いでデータなどをもとに検証して事実を明らかにするもので、現実はどんどん進んでいくわけです。今回は、マスメディア・ネットメディアの最前線で働いている方の生の声を聞くことができたことが収穫でした。本当は杉本さんに侍ジャパン×ニコニコ動画の取組みについて聞きたかったのですが、それはまた今度。

シンポジウムはどちらかというと、「ネットメディアとマスコミの現状と今後の在り方」という印象でしたが、それはそれでとても興味深かったです。メディアリテラシーという観点からいうと、情報が増え続ける中で大人の我々ですら取捨選択が難しいわけで、人生経験の少ない子供であればなお困難です。一番求められているのは、学校でのメディアリテラシー教育だと思います。学習指導要領にはその必要性はうたわれているものの、私がジュニア期のアスリートのソーシャルメディアセミナーを行う中で感じるのはまだ理解が不十分だということです。ITリテラシーに限っていうとアスリートよりも指導者のほうが理解不足のことも多くあります。

今回のセミナーを聞いて、当協会のセミナーの役割も明確になったので、これまで以上に充実したプログラムをわかりやすく提供していこうと思います。

NPO法人日本スポーツメディアトレーナー協会 糸川雅子

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