ロンドン五輪柔道日本代表・緒方亜香里選手のメディア・トレーニングを行いました。

2012年7月2日

ロンドン五輪出場を控えた柔道78kg級代表の緒方亜香里選手(筑波大)のメディア・トレーニングを行いました。

緒方亜香里選手

五輪は注目度が高く取材が急激に増え、選手の負担も多くなります。
まず、取材で受けるストレスやトラブルはないか、どう対応すべきかをお話させていただきました。
その後、IOCソーシャルメディアガイドラインを元に、五輪開催中(選手村滞在中)のソーシャルメディア利用で気をつけるべきことなどを確認しました。

緒方亜香里選手

最後に、キーメッセージの作成を行いました。
キーメッセージの作成というのは、メディア・トレーニングにおいてとても重要な要素の1つで、自分が伝えたいこと、伝えるべきことの核を作る作業です。

柔道でも、軸がしっかりしていれば技をかけられても持ちこたえられる、しかし、軸がぶれると投げられてしまうのと一緒でインタビューにも軸が重要です。

と説明したら緒方選手も理解してくれました(笑)

柔道は出場=金メダルを求められる種目です。
どの選手も「金メダルを獲る」というようなコメントが主流になりますが、なぜ金メダルを獲りたいと思うのか、金メダルで何を社会に伝えることができるのかじっくりと向き合う時間を持てたので、皆さんも緒方選手のインタビュー注目してみて下さい。

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